ちあふぇす2フォトコンテストで優勝を飾った病ンドルの2人。彼女たちの頑張り、そして2人の頑張りを見たファンやちあふぇす2に参加していた他のアイドルファン。皆の想いを受け、見事、ダントツの優勝を勝ち取りました。

熱狂に包まれた「ちあふぇす2」のライブの模様を、ここにお届け!!

イベントの数日前にメンバーが3人脱退するという衝撃な展開の後、行われた初のライブがちあふぇす。2人のこれまでの歩み、2人で臨んだライブ、前のメンバーが脱退したワンマンライブ。今の心境を独占インタビュー。

アイドルの始まり

ちあふぇす2、フォトコン優勝おめでとうございました!本日は2人の心境や現在について深掘りしていきたいと思っています。まずは2人がアイドルになったキッカケを教えてください。

蜜戯りんご(以下、り):徳島が実家なんですが、そこで働いてた社長からアイドルグループの参加を持ちかけられたのが最初です。週一で東京でライブするって聞いてたからテンション高くて!実際にはそんなになくて(笑)、3年くらい活動していたんですが、東京で舞台に出る機会があったんです。そこでは向上心を持って参加している人たちがいっぱいいる。こうした環境で自分も頑張りたい、と思って上京しました。

纏きる(以下、ま):普通に仕事してたんですけど、友達にアイドルの面接に誘われて。そしたらアイドルを始めることになって。セルフも経験して、病ンドルになりました。アイドルは遊びみたいな感じで始まったというか。働いて普通の人の生活をするのか、と思ってたから、(アイドルを)やってみるのもアリかなぁと思いました。元々音楽は好きだったので楽しいって感じましたね。

アイドルグループがたくさんある中で「病ンドルで頑張ろう」と思ったキッカケはありますか。

りんご:東京に出てきた時、入りたかったグループは病ンドルじゃなかったんですよ。でもお目当てのグループのオーディションの2次審査で落ちちゃって。その時、友達からMVを見せてもらったりライブ映像を見せてもらって……次の日にオーディションを受けてました(笑)

(候補生ユニットの)#111111SICK(ハイシック)に入った時は正規メンバーになりたいって気持ちが強かったんです。(元メンバーの日向)ひゆさんの生誕ライブで、病ンドルのライブ見たらカッコ良くて。同じ曲なのに全然違ってて。悔しさとかっこいい感動で泣いたんです。「この人たちと一緒にやりたい」って思いました。

あと音楽意識の高さに惹かれて。歌、ダンス、パフォーマンス全てを合わせて「病ンドル」というのが魅力的に感じています。あと歌詞とかに凄く惹かれて。遠隔で愛菜さんによく泣かされてます(笑)。

:#111111SICKにに加入前、他のメンバーがレンタルで病ンドルにあがったんです。その時、とても悔しかったんです。なんで自分があそこにいけないんだろう、何が悪いんだろうって。(プロデューサーの)愛菜さんに何度も聞いてました(笑)。でも歌、ダンス、パフォーマンス全てを合わせてのクオリティがあってこそ。というのがわかって、納得しました。

あと私は引き出しや才能もないから、根を張って辞めずに頑張るしかないって思ってます。無能なんです(笑)。お金を払って見てくれてる、時間を割いてくれる、仕事を頑張ってくれてる、色んな患者さん(患者:病ンドルのファンの総称)達が思って態度で表してくれるから頑張りたいって思ってます。

ありがとうございます、次に蜜戯りんごさんと纏きるさん、お互いに好きなところを教えてください。

りんご:一番真面目だと思ってます。あと自分にない考えを持っています。纏さんと一緒に活動できて良かったって思ってます。今やってる、病ンドル100チャレンジも纏さんのアイデアなんです。自分たちも楽しいし、患者さんも楽しめるし頑張れるイベントを考えてくれるんです。

あと私、大雑把で細かいダンスとかできなくて。でも、纏さんは細かいところも見て、教えてくれるんです。しかも後輩の指導もしてて上手いんですよ!

:教えるの上手いとは思ってなくて、(候補生が)理解できるように教えられてないのかなって思ってます。

り:私は思ったまま言っちゃうんで、考えてから言ってる纏さんは凄いです。

今度は、纏きるさんからみた蜜戯りんごさん。どんなアイドルで魅力がありますか?

:えー、なんだろう?

りんご:即答してくださいよ!

:誰からも好かれます。多分、りんごちゃんのこと嫌って人出ないし、皆から好かれる。人懐っこい。動物みたいです。すぐくっ付いてきたり、しぐさが。頑張り屋さんで負けず嫌いなんだなって思います。努力家ですし。自主練もめっちゃするタイプだと思います。

りんご:ワンマンの時とか……10曲とか。皆が教えるのが上手いので覚えられました。纏さんとか……

:いや……私は二日酔いだったんで(笑)。

フルバンドワンマンとこれから

11/26にはフルバンドワンマンが行われました。この時の思い出ありますか?

りんご:(ワンマンが終わってから)ずっと泣いてました。前のメンバーの3人が卒業して。どうにもならない状況でやらなきゃいけなくて。とりあえずまだ追いつけてない状況で追いつかないとダメで。

ライブ映像を見てメンタルを保ってるんですが、3人が守り抜いてきたものを引き継いでいくものを止めちゃいけないって。頑張ろうって思いました。

自分は何もできない、不安。歌も上手くないダンスもできない、キャラも立ってない。なまってるくらいしかないぞって。今の候補生達にも今の病ンドル見て悔しいって思ってもらわないとダメだし、頑張ろうって。

なんだかんだ皆、アイドル辞めないんじゃないかなって期待してたんです。泣いてすがったらいてくれるんじゃないかなって笑

ワンマン最後のAs youの演出で3人がいなくなるのをすっかり忘れてて。振り返ったらいなくて、やらなくちゃって思いました。だから気持ちの切り替えは遅かったです。

:私は日向(前メンバー、日向ひゆ)に対しての尊敬が大きくて。こんな人間いるんだって。今まで生きてきて、嫌な人を見てきた中で、こんな人いるんだって思って。色々勉強しなきゃいけないって思ったし、自分の人間の繋がりもまだ救いがあるって感じて。ながせ(前メンバー、ながせうに)は大好き。本当に大好きで。るうちゃん(前メンバー、華麗るう)は最後、最初は口数が少なくて頼り甲斐がわからなかったんですが、Equalityのレコーディング後から急にたくましく、頼れるリーダーになって。

そんな3人が辛い時、他のメンバーのために凄く考えてた出来事があったんです。その時に「こんなに人のこと思える人がいるんだ」って衝撃で。

そんな人たちが作ってきた病ンドル、自分もいなくなったら無くなっちゃうし。やんなきゃじゃん。新しく入った子いるし。って。辞めるって聞いて悲しいより、やらなきゃという気持ちが大きかったです。

あと直前に熱が出てしまって。3人の最後の日だし、お客さんも来てくれるのに。大事なワンマンに一番の新人が何してるんだろうって。申し訳ないって気持ちになっていました。

ワンマン後は気持ちがまとまってなかったけど、ワンマン後に打ち上げした後、るうちゃんと返った時、「辛いことあると思うけど纏ちゃんとりんごちゃんならできるけど頑張って」って言われて。2人の病ンドルをるうちゃんも経験してるから、守らなきゃって思いました。

ワンマン終わってクヨクヨできなかったから。ちあふぇすもあったから。「切り替えなきゃいけない、2人のフォーメーションを考えないといけない。」準備したり気持ちの切り替えが大変でした。

りんご:5人で使ってたスタジオ取っちゃって(笑)

:そう、広かった(笑)

りんご:ちあふぇす出してもらって、2人とも気持ちがついてきてなくて。せっかく出してもらったのに申し訳ないんですけど失敗だったって思ってて。その場にいる患者さん達が凄く盛り上げてくれて

:そう!今まで盛り上げる時の力量が違ってて。5人で盛り上げてたのを2人になった時にパワーが違いすぎて。お客さんに引っ張られて。呆気にとられたんです。私たちこんなもんなんだって。ライブを重ねていく度に、お客さんに引っ張られたライブじゃなくて、自分たちが引っ張らなきゃって一番意識するようになったきっかけでした。

りんご:ちあふぇすにきてくれた人たち。ワンマン直後でちあふぇすの告知もしづらくて。自分の推しがいなくてもきてくれて。時間開けてきてくれて。感謝しかないです。先輩達が守ってくれたもののためにも患者さん達のためにも、twitterで応援してくれた人のためにも頑張らないとって思いました。

:RTもいいねも凄く患者さんからもらって。病ンドルじゃないオタクじゃない人もきてくれたりリツイートしてくれたり。

りんご:めっちゃ頑張ってるなって見てくれた人もいて。見てくれてる人は見てくれてるんだって嬉しかったです。

2人の今後の目標はありますか

りんご:いろんな人に見つけてもらえるよう技術をつけたい。3人に追いつきたい。早く追い越さないとって思ってます。憧れなんです。一番のアイドルだと思ってます。初めて泣いたグループだったから。追い越せないと売れないなって。もう、今年の年末に歌う紅白のセトリ考えてるんで!

:当たり前のことをコツコツしていくだけです。サボる時はサボっちゃうので。。(笑)

 

活動を通して成長していく2人。責任感と向上心が大きく、患者(ファン)もきっとここに惹かれ、一緒に歩んでいきたいと思っているのでは無いでしょうか。

フォトコンにも全力を注ぎ、その頑張りが多くの人の心を捉え、関係者の心も捉えていました。

これから更なる進化と飛躍を感じる2人。そして病ンドルの活動に注目です!