4月21日(土)。VALLEY×VALLEY×TOKYOにてヴィヴィアン・ゆんの生誕祭が行われた。年齢を知りたいファンの期待と演者の攻防はライブが始まる前から行われていたようだ。
おなじみの登場SEが流れると、異国のパルピタンテが登場。「この日の事を考えすぎて、前髪をパッツンにしてきた」という、ゆん。既に戦闘態勢はバッチリだ。

「異国のディンドン☆アンドゥトロワ」、「強気弱気のサマーガールズ」が会場を異国の雰囲気に包むと、ゆんの年齢を知りたい300人(は流石に入らない場所だった)もボルテージを上げ、会場は熱気を帯びていく。

MC・・と思わせて「連想する楽曲で年齢がわかるゲーム!」が始まる。春夏秋冬、そしてアニソン。「それぞれで連想する曲は?」というゆんの出す質問問いに、答えていくメンバー。「SPEEDを知らない」「スピッツの楓、知らない」という声に驚いたファンも多いはず。。確かに知っている楽曲で年代がわかるかもしれない。と納得のクイズ。

結果、かな24歳。もえたろ21歳。瀬奈24歳と診断された。納得したメンバー、納得がいかないメンバー。様々だが、今回の主役(ゆん)は32歳と診断され、実年齢は40だから若返ったね!と祝福の声が贈られた(勿論、正しい情報ではない)。これから、一年間、ゆんは32歳という設定で活動を続けるのかもしれない。

そして嬉しい告知が行われた。候補生から正規メンバーになるための「もえたろチャレンジ」。このチャレンジは候補生である、もえたろが山手線をマラソンで完走を目指す、というもの。マラソンの途中では交流ポイントが設置され、ファンとの交流をしながら、正規メンバーを目指す。山手線の駅でビラ配りや毎日の配信も行われ、もえたろはチャレンジ実施日の5月20日まで、士気を高めていく予定だ。

 

ここからは、この日のためのスペシャルユニットでのライブが行われた。トップバッターはもえたろとゆんによるユニット。「世界一ハッピーな女の子」が披露され、可愛らしいステージに観客は和む。

一人で歌うのが苦手、というもえたろはこの日のために練習を積んでいたようだ。前日に練習をしにいったが、声が枯れてしまったドジっ子エピソードが暴露され頬を赤らめた面もまた可愛い。

わーすた「好きな人とかいますか」ではゆんと花菜がかっこいいステージを見せる。二人が「大好き」というこの曲は「いい曲ー」、「それなー」という会話が絶えなかったらしい。ゆんのイケメンすぎるパフォーマンスに、かなファンの人に対して謝罪が行われた。

大人かわいいステージを行なったのは、ゆんと瀬奈。「好感度あげたい」の楽曲で皆と一緒にフロアを作っていく。この巻き込み力は二人の真骨頂。キャラクターと合ったコラボパフォーマンスはゆんの選曲であるとの事。ゆんの好きな曲で構成された、との事だが各メンバーの特徴を考慮されたセットリストに流石リーダーと思わざるをえない。

大好きな曲で、大好きなメンバーと、大好きなファンに囲まれて歌ったゆんはきっとこの日一番の幸せものだったかもしれない。

MCタイムを挟み、可愛らしいメイド服でゆんが登場。今のこの状態を「精神が乱されている」と戸惑いを口にした。岐阜から会場に来てくれた、ゆんのお母さんへの感謝。そして彼女を祝ってくれる「ファンがこんなにいる事」を報告。


“大人なので”ソロ曲「ゆんちゃんがおばさんになっても」が披露され、「若い子がすきだから」「俺もー♪」の合いの手には流石のゆんも苦笑。ゆんちゃんが大人になっても好きでいてあげてください!

ソロタイムが終わるとメンバーが再登場。ハッピーバスデーのケーキを持って登場したサプライズ。サイリウムの光で3本のローソクを消した。三十路の3ではない、と明記しておこう。

「異国の胸騒ぎ」、「絶対相対アイドル」をパフォーマンスし、会場を最高のテンションまで高めていく。ファンの声が大きくなっていくミックス、そして「ゆん!ゆん!ゆん!」という熱い「ゆんコール」には本人も圧倒されていた。溢れんばかりの笑顔がメンバーもファンも満開で印象的だった。

最後アンコールで行われた「無敵シンパシー」では全部のパートをゆんが歌う、と宣言。花束を持って熱唱した。もちろんファンもメンバーもテンションが高い。”この日、この時間を大事にしたい、終わりたくない”と言う気持ちがファンからメンバーから伝わる時間だった。

この日、大人から大人になったヴィヴィアン・ゆん。診断では32歳と診断された彼女がこれから、どんな異国の世界を、そしてヴィヴィアン・ゆんとしての魅力を見せてくれるのか楽しみだ。

TEXT & PHOT:やわらかゆーすけ

ヴィヴィアン・ゆん生誕祭 で、結局いくつなの?
4月21日(土) 会場:VALLEY×VALLEY×TOKYO
料金:1500円+D
イベント 12:00〜13:30
物販13:30〜14:30
TIGET予約→

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プロフィール

異国のパルピタンテ
HP:https://www.ikokunopalpitante.com
twitter:https://twitter.com/IK_palpitante/
2018年1月からセルフユニットとして活動する異国の世界を体現するアイドルユニット。異国の世界観をモチーフにしたパフォーマンス、楽曲は一度見たら忘れられない。(公式ホームページ