熱狂に包まれた「ちあふぇす2」のライブの模様を、ここにお届け!!

アイドルの撮り下ろし写真を中心に、アイドル、ガールズバンド、モデル、声優といったアーティストを写真で応援するメディアの「chiap!-ちあっぷ-」。同サイトが、気になるアイドルたちを集めたイベント「ちあふぇす2」を12月2日(月)に渋谷DESEOで開催しました。出演したのは、BANZAI JAPAN/HAPPY♡ANIVRSARY/病ンドル/きゅい~ん’ズ/HOT DOG CAT/未完成リップスパークル/愛夢GLTOKYO/d-girls/メニぱら/CUBΣLIC/gigi/MiMi MiMi MoNdeという豪華な面々。

「ちあふぇす2」では、動員数やファンのtwitterファボ数に応じ第1位と第2位のグループに特典も用意。それが、以下の内容。

【賞品および参加特典について】
・動員数*10Pにて集計
・写真twitterタグ付け投稿ツイート*1LIKE(ファボ)で集計
アーティストごとに集計し、1位と2位を決定

1位
・大手メディア媒体掲載+Chiap!取材・ページ掲載 or 特集番組制作
・SHIBUYA DESEO mini定められた平日開催の無銭イベント(2drink制)可能
2位→
・→Chiap!取材・ページ掲載 or 特集番組制作

この日は、ニコ生での放送も実施。さっそく、この日の模様をお伝えします。

MiMi MiMi MoNde

オモチャ箱をぶち蒔けたような爆裂メルヘンワールドを描きだしたMiMi MiMi MoNde。

トップを飾ったのが、MiMi MiMi MoNde。メルヘンの世界から現代へ迷い込んだような彼女たちは、フロアへオモチャ箱を思いきりぶち蒔けるように「聖性世界覚醒生成プロトコル」を愛らしく歌いだした。和心抱いた曲調とハイパーなダンスビートをミックスした楽曲を魅力に、彼女たちは高いテンションで観客たちをマイワールドへ誘い出してゆく。
続く「HAPPYセンセーション」でもMiMi MiMi MoNdeは、胸をキュンキュンときめかす楽曲を魅力に、可愛い歌をフロア中へ振りまきながら歌いかける。振れた人たちの気持ちを無邪気に騒がせる歌世界へ振れていると、一緒に心がキュンキュンはしゃぎだす。オモチャ箱から飛びだしたドールたちのような愛らしさも彼女たちの魅力だ。
MiMi MiMi MoNdeは、わちゃわちゃとしたハイパーポップチューンの「ヲタさんこちら」を通し、可愛くも刺激満載な遊園地のアトラクションを一緒に騒ぐような楽しさを届けてくれた。3人は次々と歌をリレーしながら、観客たちを”HAPPY”な空間へと誘い込む。カラフルではちゃめちゃポップなMiMi MiMi MoNdeワールドは、笑顔で心を騒がせてくれる。
最後に披露した「Bad Girl」でも、爆裂したダンスポップチューンの上で、3人は気持ちが騒ぐままに歌い踊り続けていた。超絶ハイテンションな楽曲へ飛び乗り、一緒にわちゃわちゃ騒いじゃえ。その感覚がとても心地好くて、嬉しい刺激だった。

gigi

gigiと一緒に架空のデート、それって「ずっちーな」。

キラキラとした輝きをフロアへ降り注ぐように、gigiのライブは「ラブ♡アクエリアス」を歌いながら幕を開けた。在りし日の青春風景を、彼女たちはスタイリッシュでポップな楽曲に乗せ、触れた一人一人の心に描き出す。愛らしい姿とプチウィスパーな歌声を魅力にせまるgigi。彼女たち自身が描き出す青春の香りへ一緒に参加し、共に素敵な場面を創りあげたい。
胸をキュンとときめかすポップな世界が目の前に広がりだした。gigiは「スカートの中の宇宙しか知らない」を愛らしさ満載で歌いながら、フロア中に可愛いを振りまいてゆく。フレンチエレクトロでスタイリッシュな楽曲が、とても胸に心地好い。軽やかに跳ねた楽曲の上で、軽快にステップを踏みながら歌う3人、その姿へズッと熱い視線を送っていたい気分だ。少女と大人の狭間で揺れる心模様を、こんなにも愛らしく歌われたら、胸のドキドキが止まらない。「Oh Oh Oh Oh…」と、彼女たちと一緒に声を届けたい。
「ずっちーな」という「東京ラブトーリー」を再現したセリフも登場するのが、「東京LOVE STORY」。とても華やかでロマンチックな楽曲だ。メルヘンというよりも、甘い恋愛物語の中へgigiは触れた人たちを連れだしてゆく。スタイリッシュで甘いソウルミュージックの香りも振りまいたダンスポップチューンなのも、魅力だ。スウィートな恋物語の中、彼女たちと一緒にデートしてゆく気分を味わえるのも嬉しいこと。gigiと一緒に架空のデートも粋じゃない。むしろ、それって「ずっちーな」?!

CUBΣLIC

CUBΣLICの打ち出したフューチャーベースミュージックに飛び乗り、都会の夜空をスペースドライブ!!

フューチャーベースを軸に据えた音楽性を魅力に活動中のCUBΣLIC。ライブは都会のいろんな空間を宇宙船に乗ってドライブするように、心地好いスペーストラベラーナンバーの「TOKYO PLANET ΣARTH」からスタート。彼女たちの楽曲やステージングに触れていると、本当に頭をトリップさせ、一緒に都会の夜空を飛び交う気分になれる。嬉しくイマジネーションを刺激してゆくところがCUBΣLICの魅力?!
腰を揺さぶるディスコミュージックの要素もミックス。CUBΣLICは「GET ON THE BOARD」を歌いながら、愛らしいダンスを魅力に、フロアにディスコ空間を創りあげた。軽快にステップを踏みながら歌うメンバーたちの姿が、とてもチャーミングだ。何時しか彼女たちと一緒に大きく手を振り、熱を感じあう人たちも登場。CUBΣLICが届けてくれたディスコミュージックは、とても胸に心地好い。
3人の美しいハーモニーも魅力的な「UNISON CUBE」を通し彼女たちは、スタイリッシュでスペイシーなエレクトロビートに乗せアンニュイな香りを振りまきだした。ちょっと甘えた素振りも見せながら、触れた人たちとハートとハートで、指先と指先でコンタクト。その仕種に、心臓がドキドキ疼いていた。
最後にCUBΣLICは、チャーミングで愛らしいポップチューン「KISS KISS CUBELIC」をプレゼント。それまで身体を揺らしながらもステージを熱く見つめていた人たちも、一気に声を張り上げ、共に熱を感じあいだした。沸く熱い声を受けながら、3人は弾けたポップチューンを魅力に、「KISS KISS CUBELIC」と罪な可愛らしさを持ってせまっていた。その仕種にヤラれた人たちも多かったのでは??!!

メニぱら

メニぱらの漕ぎだした船に乗り込み、熱狂を相棒に夢あふれるパラダイスへ突き進もう!!

メニぱらのライブは、とても勇壮な「Dream voyage」からスタート。彼女たちが漕ぎだした大きな船へ一緒に乗り込むとみ共にパラダイスを探そうと、メニぱらは会場に訪れた人たちを誘い出す。力強さとメルヘンな要素をミックスしたドラマチックな楽曲の上で、メンバーたちはミュージカル劇を演じるように眩しい笑顔を持って届けてきた。その姿をジッと見つめる人たちから、メニぱらの船へ共に乗り込み、高らかに声を上げる人たちも。この熱い胸のときめきのまま、一緒に熱狂の船出に出ようか。まさに、そんな気分だ。
夢見る気持ちを、メニぱらは「Milky way」に乗せ届けてきた。ちょっと愛らしさをも見せながら、5人はロマンチックな気持ちたっぷりに歌を響かせる。時に胸に手を当て、沸き上がる愛しさを自身で感じながら、伝えたい想いを彼女たちは歌声に乗せフロア中へ届けだした。切なさが募るほどに胸がキュッと痛みを覚える。その姿にも、観ていて胸が打たれた気持ちだった。
心をウキウキ弾ませる、とてもチャーミングな楽曲だ。メニぱらは「H-E-L-L-O」を魅力に、フロア中の人たちにドキドキをプレゼント。ちょっぴり甘えた素振りも見せながら愛らしさを振りまく姿をしっかり瞼に焼き付けたかった。弾け飛ぶ可愛らしい姿も、とても魅力的だ。
最後にメニぱらはパワフル&カラフルなポップチューン「べじたぼん。」を届け、フロア中に明るくい熱狂の風景を描き出していった。触れた人たちを一瞬にしてわちゃわちゃした気持ちへ導く歌声と楽曲に刺激を受け、フロアでも、身体を揺さぶりながらはしゃぐ人たちも続々登場。一緒に気持ちを一つに騒ぐ、この楽しさが堪らない。何時しかフロアのあちこちで、メニぱらの描く熱狂劇へ参加によってしわちゃわちゃと楽しむ人たちが生まれていた。

HAPPY♡ANNIVERSARY

HAPPY♡ANNIVERSARYと一緒にめっちゃ幸せ気分を満喫。
君に逢いたくて逢いたくて心が愛しいんだ!!!

冒頭から、わちゃわちゃとしたハッピーな空気を振りまきながらライブの幕を開けたのがHAPPY ♡ANNIVERSARY。彼女たちは、冒頭を飾った「ユメイング」からタオルを振りまわし、フロアの中へ熱い空気を次々と沸き立たせる。彼女たちの動きに合わせ、一緒にタオルを振りまわす人たちも。テンションを熱くアゲる楽曲へ刺激を受け、最初から騒がずにいれない。今日、この日が、HAPPY♡ANNIVERSARYと一緒に創りあげる楽しいアニバーサリーの日になった人たちも多かった?!
熱を抱いたまま楽曲は、「強がりを愛して」へ。さらにテンションをアゲるように、刺激的かつ胸を嬉しく踊らせる楽曲を彼女たちは笑顔のまま届けてきた。観客たちを熱く刺激する姿に触発され、フロアからも熱い声が次々飛び交い続ける。HAPPY ANIVERSARYと一緒に、パワフルな楽曲が生み出す熱狂にまみれてゆくことがとても刺激的だ。「本当は強くなんかない」と本音も伝えながら、それでも、躍動するステージングへ強く惹かれずにいれなかった。彼女たちと一緒に輝きを感じていたかった。
「君に逢いたい 君に逢いたい」と、週明けに訪れる憂鬱な気分を、HAPPY♡ANNIVERSARYは「月曜日なんか来なきゃいいのに」に投影。大好きな人への愛らしい想いを、彼女たちは胸の奥から沸き上がるままに届けてゆく。「君に逢いたい 君に逢いたい」と歌う声を受け止めるたびに、愛おしさが膨らんでゆく。何時までだって永遠に続く週末の中で、彼女たちと戯れていたい。そんな気持ちを改めてHAPPY♡ANNIVERSARYの歌を通して感じていた。時に凛々しい表情を見せながら歌い踊る様も、とても強烈に瞼へ焼きついた。そのせいで、また君に逢いたくなってしまうよ。
HAPPY♡ANNIVERSARYは、止まることなく熱狂を描き続けてゆく。
最後に届けた「HAPPY♡ANNIVERSARY」でも、フロア中から熱い声を響かせながら、HAPPY♡ANNIVERSARYはこの日を最高な記念日の一つとして心へ焼き付けるように歌っていた。とてもチャーミングなのに、なんてパワフルなステージングだろう。圧倒的な存在感を放ちながら、HAPPY♡ANNIVERSARYは印象深い風景をこの会場に映し出していった。フロアからヴォイヴォイ飛び交う声も、胸を熱くさせてくれた。

HOT DOG CAT

キラキラとポジティブな熱狂を与えてくれたHOT DOG CAT。そのライブは金メダル級?!

SEが流れたとたん、フロア中から熱狂する声があふれだした。HOT DOG CATのライブは、熱い声のエールをさらに高めるように「オリンピック・ハイテンション」からスタート。愛らしさを思いきり振りまきながら、5人はこの空間に夢中という最高の刺激を注入してゆく。彼女たちと一緒に熱狂の金メダルをつかもうとフロアからも熱い声が飛び交えば、その声を身体中に感じながら、5人は笑顔でフロア中の人たちを挑発。会場中から響いた「オリンピック・ハイテンション」の熱い声も、嬉しく気持ちを高ぶらせてくれた。
会場に生まれた熱をさらに膨らませるように、HOT DOG CATは「ワンダフルライフ」を披露。心地好く疾走するギターサウンドの上で、5人は大きく手を伸ばしながら、フロアで騒ぐ人たちと一緒に「ワンワン」「ニャンニャン」と声を上げ熱狂をつかみあっていた。胸を熱くさせる楽曲の上で、彼女たちと一緒に無邪気に戯れゆくその関係が嬉しいじゃない。何度も挫折を経験してきた彼女たちだからこそ、本気で夢や未来を信じながら大きく手を伸ばし歌う姿が、とても眩しく見えていた。その手をつかみたくて、フロアからもたくさんの手が伸びていた。
振れた人たちの気持ちへ熱く高ぶる情熱を注ぎ込む「オフィーリア~君に会いたくて~」の登場だ。彼女たちは胸の奥底から沸き上がる想いを歌声に乗せ、愛らしさと愛しさを重ね合わせた歌声を魅力に、「君が君が好きだ~この世で一番愛おしい人」と会場中の人たちの心へ熱く恋白をしてきた。秘めた乙女の哀切な恋心を、彼女たちは光へ変えるようにぶつけてゆく。その真っ直ぐな歌声に触れながら、5人の想いを同じようピュアな想いで受け止めていた。たとえ悲しい恋や叶わない夢だとしても、その情熱を真っ直ぐにぶつけることで、その歌声は触れた人たちの気持ちを熱く疼かせる。そんなHOT DOG CATのライブに、ときめく熱情を覚えずにいれなかった。
フロア中から沸きだした「うっほい」熱い声。最後にHOT DOG CATは「キラキラ☆ポジティブ」を通し、会場中にキラキラとした熱狂を振りまきだした。彼女たちの無邪気な歌声から解き放たれる輝きに、胸が熱くなる。黒沢あかりの「許してください」の言葉に、胸がズキュンと疼かされた。HOT DOG CATのライブは、何時だって触れた人たちに夢中と熱狂という楽しさを与えてくれる。歌詞に出てくる「ポジティブになろう」ではないが、何時だって彼女たちはキラキラとした輝きの世界へ連れだしてゆく。それが嬉しくて、HOT DOG CATのライブに足を運んでしまうんだ。

愛夢GLTOKYO

熱狂に熱狂を塗り重ねながら、フロアを喧騒に導いた愛夢GLTOKYO。

メジャーデビューして間もない愛夢GLTOKYOがステージへ。彼女らのテンションは、そこいらのグループとは比較にならない高さ。だが、この日は和心抱いた「君想千夜」を歌い、雅な香りを振りまくようにステージの幕を開けた…が、そこは愛夢GLTOKYOらしさ?!。アップ&メロウな展開を描く楽曲とはいえ、フロア中の人たちを熱渦巻く空間へと導いていった。フロアで熱狂する人たちをさらに煽りながらも、楽曲の持つ世界観を壊さぬよう雅に歌い踊り、言霊を響かせてゆく様も流石だ。
MCでは、シリアスや恰好いいモードを消し思いきり砕けてゆくのも、彼女たちらしさ。続いて披露したのが、愛夢GLTOKYO流のスタイルにカバーした「残酷な天使のテーゼ」。愛らしい歌声を響かせるリオルジャネイヨとオサキーヌ。チャーミングな中に熱を抱いた2人の歌声を、凛々しい声で煽るNEOアリカーベル。その歌声のトライアングルも魅力的だ。単なるカバーではなく、独自なワンカラーに染め上げてゆく手腕こそ愛夢GLTOKYOの持ち味。それにしても、NEOアリカーベルの低音効いた煽り声は迫力満載過ぎる!!!
勇壮かつ華やかな音色を響かせ歌いだしたのが、メジャーシングルの「Limit Gamer」だ。メンバーたちが次々とマイクをリレーしながら、力強く躍動した楽曲と歌声と重ね合わせ観客たちを挑発。ガシガシに攻め込むその姿勢こそが愛夢GLTOKYOのスタイル。シリアスな表情や凛々しい歌声の中から伝わってきたのは、彼女たちの未来へ向かう強い意志。その想いを感じた人たちが、フロアから熱いエールを送る姿も印象的に見えていた。
最後に愛夢GLTOKYOは、疾走する演奏が胸を熱くさせる「Go my way」を歌い、フロアに生まれた熱狂に熱狂を塗り重ねていった。それにしても、NEOアリカーベルのドスの効いた煽り声は鼓膜を震撼させるほどの迫力だ。リオルジャネイヨとオサキーヌの愛らしさと対極を成す雄々しい声をぶつけ、楽曲に熱を描き加えてゆく。ロックでダンサブル、パワフルで暑苦しいほどにホットなステージングこそが、今の愛夢GLTOKYOの姿。あなたもこの暑苦しさの中で熱狂に溺れてみないか。

未完成リップスパークル

愛らしさの中へ絶叫渦巻くステージング。止まぬ熱狂に身体の火照りが収まらない。その熱狂をもっともっと味わいたい!!!

まさかまさかの嬉しい始まりだ。未完成リップスパークルのライブは熱狂を描きだすに相応しい、触れた人たちを熱く挑発する激しくパワフルな「純白ノ翼 キミ色ニ染まる」から幕を開けた。3人は胸の内側から沸きだす情熱を歌声へ力強く投影。迫力を持ったステージングに魂が熱く刺激され、次々と胸の内側から沸きだす想いへ嬉しく震えずにいれなかった。フロアに詰めかけたファンたちの絶叫した声の迫力も凄まじい。この一体化した熱狂こそ、未完成リップスパークルのライブにつねに描き出されている風景だ。
「寒さを吹き飛ばしていきましょう」の言葉に続いて未完成リップスパークルが届けたのが、会場を一気に夏気分へ塗り替えてゆく「いたずらサマーキュンラプソディ」。触れた瞬間から胸がドキドキ鳴り出した。熱い恋をしたときに感じる、いたたまれないほどに高鳴る想いを、彼女たちは歌を通してフロア中の人たちへ伝えてゆく。胸のドキドキが止まらない。愛らしさたっぷりに歌い踊るその姿へキュンと刺激されるたび、高鳴る鼓動を抑えられなかった。その愛らしい悪戯な笑顔に、ハートがズッと疼き続けていた。
熱狂をさらに膨らませるように、未完成リップスパークルは「未完成music」をぶつけてきた。今宵の未完成リップスパークル、シリアスと解放感二つの表情を巧みに使い分けながら、途切れぬ熱狂を描き続けていた。フロアから突き上がる無数の拳。その熱を一緒に貪ってこそ未完成リップスパークルのライブ。可愛らしさの影に隠れた熱情に気づいたなら、その熱の中へ飛び込まずにいれなくなる。
最後に未完成リップスパークルは、「私信津々恋愛CHU」をぶち込んできた。熱を抱いたライブへ、これでもかというくらいに情熱を注ぎ込む彼女たち。愛らしい姿を振りまきながらも、膨らんだ熱にどんどん熱を塗り重ねながら、今宵の未完成リップスパークルは、醒めないどころか、レッドゾーンを振り切る熱狂を止まることなく描き続けていった。たまんないよ、この興奮が!!!まさに、ハッピーのスコールが熱く熱く降り注いだライブだった。

きゅい~ん’ズ

今、この瞬間を思いきり青春しよう。きゅい~ん’ズと一緒にどんな道も輝きに変えてやれ!!

前回の「ちあフェス」で準優勝を獲得したきゅい~ん’ズが登場。SEが流れた時点から、フロアから絶叫にも似た声が飛び交っていたように、最初からフロアには熱を抱いた嬉しい空気が生まれていた。その空気を晴れやかな熱風へと変えるように、きゅい~ん’ズのライブは「BET」からスタート。とても華やかな、触れた瞬間から止まないドキドキを次々と生み出してゆくライブだ。真っ直ぐな想いと無邪気な心模様と確かな意志を持って、彼女たちは歌を届けてゆく。とても強い想いや決意を愛らしく届け、触れた人たちをドキドキさせてゆくところは、さすがだ。まさにアイドルとしてあるべきスタイルを彼女たちは提示していった。
熱狂するファンたちと一緒に最高の航海へ船出しようと、きゅい~ん’ズは「Just Sailing」を歌いだした。とても光を抱いた、眩しい青春の香りさえ覚える歌声に触れていたら、何時しか共に熱狂の航海へ船出している気分になっていた。「Just Sailing」のサウンドと歌う彼女たちの歌声へ向け真っ直ぐに手を伸ばし、互いに夢観た場所や風景をつかみたい。
「となりパラレル」を通してきゅい~ん’ズは、胸に膨らんだドキドキへどんどん熱を注入しながら膨らませてゆく、とても晴れた気持ちへ導く開放的なポップチューンだ。甘く、愛らしくせまりながら、それでもフロアに熱い刺激を注いでゆくところは流石だ。彼女たちは、愛らしさと可愛い仕草を振りまきながら、この空間に終始晴れた光景を描きだしてゆく。止まない雨はないように、きゅい~ん’ズの歌に触れていると不思議と心が晴れてゆくのも、彼女たち自身が何時だって心を快晴に導く存在だから?!
最後にきゅい~ん’ズは、「Go my way!」を通し、胸に勇気を抱きながら一緒に未来へ進もうと誘いをかけてきた。何時だって彼女たちは、未来へ進む意志を強く示しながら共に進もうと優しく誘いの手を伸ばしていく。一緒にキラキラと輝く風景を楽しもうと満面の笑顔で声をかけてゆく。だからこそ、僕らもきゅい~ん’ズと一緒に歩み続けたくなる。全力で笑顔を届けるその姿を旗印に、これからも一緒にGo my way!していこうか。

d-girls

フロア中を最高の笑顔の風景に花咲かせたd-girls。今すぐに君に伝えたい、この笑顔の意味を。

d-girlsの登場と共に、この場へ一気に華やかでスペイシーな空間が生まれた。彼女たちは胸をときめかすように「Smile again」を通し、触れた人たちの心にドキドキという小さな種を植えつけては、軽快なエレクトロディスコナンバーを通し、次々と心に楽しさを芽吹かせてゆく。とても艶やかな。でも、心地好く熱を膨らませるステージングだ。yoshimiの優しさを抱いた歌声が、触れた人たち心へ愛らしく染み渡る。どんな困難も一緒に乗り越えよう、どんな苦難さえ何時か乗り越えていけるんだからと、彼女たちは歌いかけてきた。自分を信じて一緒に未来へ続く階段を駆け上がろうと、声をかけてくれた。その声を受け止めた瞬間、その言葉を信じてみたくなった。
ハッピーをたくさん振りまくように、d-girlsは「See you again」を歌唱。胸をドキドキ疼かせるときめきのダンスビートの上で、彼女たちと一緒に夢見た風景を現実に塗り替えたい。そんな気持ちにd-girlsの歌は心を染め上げてくれた。身体を優しく弾ませる楽曲へ一緒に飛び乗り、笑顔を交わしあいたい。どんどん心が幸せな色に染まってゆく。それが嬉しかったこと。満面の笑みを浮かべ歌い踊るメンバーたちの姿も、とても眩しかった。
止まることなく楽曲は「brave heart」へ。ワクワクした気持ちが熱く熱く高鳴りだす。浮かべた笑顔がどんどん楽しさに刺激を受け崩れだす。演奏が進むごとに、希望を抱いた想いが膨らみ続ける。何時しか熱した気持ちは大きな翼となり、心の中へ広がる大空を飛び続けていた。躍動する四つ打ちのリズムが、鼓動をどんどん高鳴らす。破顔した表情のまま、一緒にときめきの世界へ向かって飛び続けたい。その輝きの中にずっとずっと包まれていたい。d-girlsのライブは、何時だって眩しい輝きの中へ僕らを連れだしては、その中で想いを交わしあう喜びと幸せを教えてくれる。未来へ向かって羽ばたく勇気を何時も伝えてゆく。
最後にd-girlsは、『moment』に乗せ、互いの関係を永遠に繋げようと伝えてきた。歌詞自体は悲しみを抱いた内容だが、そこには、d-girlsとファンたちとを繋ぎ続ける大切な想いの言葉たちがたくさん詰め込まれている。「この瞬間ここに君がいてくれる幸せ」を彼女たちは、何時もライブを通して感じている。もちろん、そこはファンたちも同じだ。互いに繋がりあえている確かな絆を感じているからこそ、その絆を彼女たちは、もっともっと深く結ぼうと歌いかけてゆく。その歌声が、触れた僕らの勇気や生きる指針になる。「今すぐに君に会いたい」。その気持ちを胸に、またこの楽しさを交わしあおうじゃないか。

BANZAI JAPAN

雅な楽しさでずっとずっと心を染めあげたBANZAI JAPAN。終始、熱狂に心が嬉しく破裂してたんだ!!

前回の「ちあフェス」て優勝を飾ったBANZAI JAPANがトリ前に登場。和心抱いた音を背景にBANZAI JAPANのライブは雅に、華やかに幕を開けた。メンバーたちが手にした扇子を振りかざし、観客たちを煽りだす。その声を受け、胸を高ぶらすフロア中の人たち。
BANZAI JAPANは冒頭に「今夜もとってもダンスでざんす!」を持ってきた。場内は、いきなりクライマックスにも似た熱狂の様相を呈してゆく。メンバーが、フロア中の人たちがみずからを祭り人の気持ちへ塗り替え、宴の中、頭を空っぽにテンション高くはしゃぐことへ楽しさを感じていた。つねにその場を、華やかで艶やかな熱狂の祭りの風景に染め上げるBANZAI JAPAN。ファンたちと心を一つにしたステージングは、何時触れても胸を熱狂で染めきってゆく。そこは、楽しさという言葉だけが支配していた。
止まることなくライブは「金魚の歌」へ。より雅な要素と躍動した姿を押し出しながら、BANZAI JAPANは会場をきらびやかな宴の様へ塗り重ねていった。メンバーたちの手にした扇子が華麗に舞い踊るたびに、胸のワクワクが熱を帯びてバクバクとした様に変わってゆく。ステージ上では妖艶なパフォーマンスもさりげなく描きながら、彼女たちはこの空間を華やかに染めあげていた。胸のドキドキが止まらない、いや、どんどん鼓動が早くなっていく。その場に生まれた熱が、気持ちを熱く掻き立てていた。
華やかに歌い舞い踊るように、BANZAI JAPANは「十人十色」を披露。メンバーたちは愛らしい乙女な仕種も魅せながら歌いかける。その艶やかな姿に、揺れる乙女な恋心へ触発された観客たちの間からは、止むことなく熱を抱いた声が飛び交い続けていた。華やかな香りを連れだしては、フロア中に舞い散らす彼女たち。その歌の花びら一枚一枚が胸へ落ちるたびに、心が大きく揺れていく。その鮮やかなときめきにもっともっと溺れていたかった。
「Coordinate to Future」が流れたとたん、フロア中に無数のサイリウムの光が揺れだした。力強く躍動する楽曲の上で、BANZAI JAPANはキラキラと輝く世界の中で一緒に戯れようと誘いをかけてきた。メンバーの振り上げる拳へ重なるようにフロア中から突き上がる無数の拳と絶叫。その熱した声さえ彼女たちは笑顔で受け止め、さらに心へ勇気を漲らせる想いに変え、観客たちへ注ぎ込んでいた。互いに口上を叫びあったときの胸熱く騒がせる楽しさ。何時だってBANZAI JAPANのライブは、身体中を楽しいに染めあげてゆく。彼女たちと一緒に拳を突き上げ騒ぐ、この瞬間を永遠に感じ続けていたい。そんな気持ちにこの日も染めあげてくれた。

病ンドル

欠けた心を埋めるように歌う病ンドル。その歌を詰め込んで、心を満たしたかったんだ。

トリを飾ったのが病ンドル。ライブは、胸を痛く揺さぶる想いを熱く叫ぶように「死んだ彼女にだした手紙」から始まった。今はメンバーが二人という理由もあり、互いに歌声を掛け合いながら、彼女たちは闇に浮かぶ痛い心模様を、想いを零すように歌いかけてきた。求めたい、欠けた気持ちを埋めるように歌う彼女たちの姿が、とても凛々しく見えていた。心の奥底に渦巻く感情を吐きだすように歌いあげる姿へ華やかさを覚えるのも、それだけ気持ちをダイレクトに投影していたせい?!。
センチメンタルな音色がフロア中へ浸透してゆく。「愛してるなんて~」と、感情的な歌声を響かせ、「Crime」が飛び出した。病ンドルは熱を上げて疾走する演奏に乗せ、影を背負った痛い心模様を情熱に変えながら歌いかける。その様に身体は熱狂しながらも、心は、切ない痛みを分かち合っていたかった。心の奥に渦巻く情念を、彼女たちは熱情に変えて歌いかける。その様に、嬉しく心が泣き狂っていた。「愛してるなんて来やすく言わないで」の言葉が、今宵はひと際痛く胸に突き刺さってきた。もろろん、わかるよという強い共感として。
現在、二人という最小単位で活動をしている病ンドル。MCの緩~い感じも”らしい”じゃない。その緩さから一変、激しくダークな装いを持った「evil」で二人は、吐き捨てるような歌声を魅力に、観客たちを雄々しく煽りだす。女性の心に巣くう悪意な感情を、病ンドルの二人は雄々しく感情的な歌声に変え突きつけてきた。そのキリッとしたステージングに触発され、フロア中から熱した声が飛び交いだす。「さよなら」「いかないでー」の最後のやりとりも印象的だった。
最後に病ンドルは、幻想的で華やかな演奏に乗せ「ミライセカイ」を歌唱。泣き濡らした痛い感情を、彼女たちはデスロマンチックに歌いあげる。とても心を揺さぶる、哀愁を抱いた歌だ。その声に気持ちを寄せながらも、熱を抱いた演奏に触れ、身体は揺れていた。終始、闇な感情を多彩な角度から描き出していった病ンドル。その痛い哀愁心へ共鳴した人たちは、その闇から抜け出したくなくなる。むしろ、彼女たちへ依存したくなる。そこに病ンドルの存在理由を覚えていた。

この日の結果は…。

この日は、動員を含め、総合的な合計数の集計のもと、第1位をBANZAI JAPANが獲得。彼女たちは、2回連続で1位の栄誉を獲得。2位がHOT DOG CAT。そして3位は未完成リップスパークルだったこともお伝えしたい。またフォトコンテストは病ンドルが1018RT、1392likeを集め、次点と955RT、264likeの差をつけ勝利を手にした。

そのご褒美が、今後どんな形で「ちあっぷ!」へ反映されるのかも楽しみだ。終始熱狂を描いたライブを描き続けた「ちあフェス2」。次の開催も楽しみにしていようじゃないか。

PHOTO:FUMI
TEXT:長澤智典

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