CHERRY GIRLS PROJECT、バンド演奏で披露した「僕たちの為に、あの鐘は鳴る」のライブ映像を公開!!

10月20日、新宿BLAZEを舞台に元BOØWYの高橋まこと(Dr)・ハシグチカナデリヤ(G)・伊藤千明(B)の3人の演奏に乗せワンマン公演を行なったCHERRY GIRLS PROJECT。あれから1ヶ月強、当日のライブで披露した「僕たちの為に、あの鐘は鳴る」のライブ映像がCHERRY GIRLS PROJECTの公式YouTubeチャンネル上にアップされた。

「僕たちの為に、あの鐘は鳴る」は、メンバーたちの未来へ向かう意志や生きざまを投影した楽曲。ライブでもほぼ欠かさずに歌い続けている。その曲を大勢の人たちに知ってもらおうと。バンド演奏を背景にし、より強い感情を詰め込みながら届けたあの姿を、記憶のみならず、記録としても残そうという想いから、今回のライブ映像の公開に踏み切った。

この映像の見どころについて5人が語ってくれたので、ここへ記したい。

九瀬いむ オケを流しながら歌っている普段のライブとは異なるアレンジで演奏しているように、まずは、そこの違いを感じてもらえたら嬉しいです。新宿BLAZE公演では、本編最後22曲目と、アンコールになる24曲目に「僕たちの為に、あの鐘は鳴る」を歌いました。今回は、本編最後22曲目のバージョンを映像化しています。あのときは、メンバーみんな限界寸前の状態でした。そんな極限の状態でさえ、一人一人が気力を振り絞り力強くパフォーマンスをしてゆく姿がそこには映し出されています。そんな私たちの極限の姿をぜひ観てください。

来瞳舞夢 「僕たちの為に、あの鐘は鳴る」では、いろんな苦悩を乗り越え、自分たちで未来を掴み取ろうとしてゆく気持ちを歌にしています。新宿BLAZE公演で「僕たちの為に、あの鐘は鳴る」を歌っているときは、まさに自分たちが限界を超えようと気持ちを一つにしていました。あの映像からは、一人一人の表情はもちろん。指先から歌声の奮えまで全部伝わると思うから、細かいところまでじっくり観てください。あの日は、新衣装もお披露目。じつはそこから手直しもしているように、結果、プロトタイプとなった新衣装姿も注目です。

真汐里緒 「僕たちの為に、あの鐘は鳴る」は、CHERRY GIRLS PROJECTのライブの中でも一番多くライブで披露している歌になります。普段のイベントライブでも全力で想いをぶつけていますけど。あのときは、バンドと一緒のワンマン公演の、しかも本編最後の曲ということから、本当に強い想いをぶつけながらパフォーマンスしていたように、あのときの熱量をぜひ映像からも感じてください。

真志取みらい 「僕たちの為に、あの鐘は鳴る」のライブパフォーマンス中、動きの面で後ろを振り返ることが何度かあったんですけど。そこで限界寸前の私たちのためにも、メンバーさんらが変顔して笑わせるなど元気を与えてくださっていました。そこで私たちも元気をもらえていたように、そのやりとりもあったことを知ったうえで観てもらえると、より楽しめると思います。あと、「権力が絶対に不可能だって否定したってさ君の存在があればできそうなんだ」と、5人が力強く拳を振り上げ落ちサビを歌っているんですけど。そのときの5人それぞれの表情も見どころになっています。

優希瞳 わたし、ライブ後に、アーカイブとして残しておいたオンライン配信を改めて観ました。あのとき、メンバーでありながら、限界を越えた中で気持ちをマックスに想いを届けている姿を観て泣いてました。そのくらい強い想いをぶつけた姿を、「僕たちの為に、あの鐘は鳴る」の映像からも感じていただけると思います。

そしてもう一つ、嬉しいニュースをお届けしよう。ワンマン公演のときにも、2021年1月頃にシングルを発売することを伝えていたが、ついにシングルの歌入れを始めたというニュースが伝わってきた。内容の詳細までは明かされてないが、シングルの表題曲は、ワンマン公演の日に披露していた新曲の「幻日」になることを伝えてくれた。

今回、優希瞳・真志取みらい・真汐里緒の3人が「幻日」についての想いを語ってくれたので、3人の言葉を通し、いち早く楽曲の魅力をお届けしたい。

優希瞳 「幻日」は、これまでにCHERRY GIRLS PROJECTが歌ってきた曲調とは少し異なるように、新しいCHERRY GIRLS PROJECTを見せてゆく楽曲になると思います。この歌は、新メンバー3人(優希瞳・真志取みらい・真汐里緒)が初めて音源の中へ自分の歌声を入れた作品になります。それが、聞きどころの一つになっています。

「幻日」は、ダンスの格好良さはもちろん。歌詞のテーマが「死の淵に立った人が、自分の人生を回想してゆく」という重い内容にもなっているんですけど…。

真志取みらい 歌詞は、生死を彷徨う病気から生還した人の実体験が元になっています。捉え方によっては、心の病に侵され、そこから立ち直ろうとしてゆく姿としても見えてきます。わたし自身、活動してゆく中、ここへ至るまでにもいろいろ悩んだことから涙を流してしまう夜も経験してきました。そのときの心境とも重ね合わせやすかったように、同じように悩みを抱えている人には、気持ちを重ねやすい歌としても届くと思います。

真汐里緒 私たち3人にとっては、既存の歌ではなく、初めて自分が歌うための歌割をもらえた曲になりました。生死を彷徨っている様も見えてくるようにけっこう重めの歌詞であり、曲調もけっして明るいわけではないですが、そのぶん気持ちを深く込めながら歌ったように、その想いを感じてもらえたらなと思っています。