現在、テレビ東京で放送中の「東京アイドル戦線」(毎週木曜26時35分~)。同番組内の1コーナーとして人気なのが「アイドル最前戦。」。
数ヶ月に渡り、勝ち残りを賭けて行われるシーズンイベント。毎シーズンごと定期的にライブハウスで行われるバトルイベントへ、様々なアイドルたちがエントリーを表明。勝ち上がったアイドルたちが決勝大会へと進出。そこへ至るまでの生々しい模様を番組で放送し続ければ、決勝大会で評価を得たアイドルたちは、番組のプッシュを受け、新たな飛躍のきっかけをつかめるチャンスを得ることも出来るのが、このイベントだ。
バトルイベントは、これまでに3シーズン開催。第3シーズンは、昨年10月よりスタート。数多くのアイドルたちが参加を表明しては勝ち残りを繰り広げ、2月22日(木)に川崎クラブチッタで行われた決勝戦には19組が登場。優勝という栄誉を手にしようと、熱い戦いを繰り広げていた。
今回の大会の中、つねに存在感を放ってきたのが愛夢GLTOKYOだった。彼女たちは第1シーズンから「アイドル最前戦。」へ参加。過去2シーズンは、惜しいところまで進みながらも苦渋を飲んできた。その悔しさを心の奥へしまいながら、愛夢GLTOKYOは「今回こそは優勝を」と強い誓いを胸に毎ステージへ全力を注いできた。
当日も、険しい戦いを勝ち残った個性派揃いのアイドルたちが、それぞれにライブを通し自己アピール。19組とエントリー数が多いとはいえ、さすが個性/独自性を押し出し、決勝進出を射止めたアイドルたちらしく、どのエントリーチームも目を惹く個性をステージに投影。それぞれが印象深いライブ・パフォーマンスを繰り広げていた。
その中でもとくに彩色際立ったのが、愛夢GLTOKYOだった。彼女たちは、それぞれに与えられた15分という持ち時間を最大限に駆使。他の参加アイドルたちが、持ち時間の中で平均3曲歌う、通常のライブスタイルと同じ姿で自分たちをアピールしていく中、愛夢GLTOKYOは、MCの時間も一切カット。限られた時間内へ、自分たちの魅力をアピールしてゆく曲でメドレー形式を取り、全部で8曲を濃縮したアレンジとともに披露。
一つ一つ個性を放つ曲たちを、愛夢GLTOKYOはミュージカルのように流れを持った物語として構築。経験に裏打ちされた実力を持って、一つのライブの中へ、触れた人たちを興奮や感動へ導いてゆく物語を描き出していった。一挙手一投足から目を話せない!?、まさにその通りだ。
この日は、上位入賞8組を紹介。圧巻のパフォーマンスで会場を沸かせた愛夢GLTOKYOが、みごとグランプリを獲得した。発表の瞬間、舞台上へ泣き崩れるメンバーたち。それくらい彼女たちは、この大会へ賭けていた。今回の栄誉に対して、リーダーのNEOアリカーベルが「準決勝1位で通過したことで、周りからの期待と重圧で、決勝日はステージに立つギリギリまで不安な気持ちでいっぱいでした。でもステージに立った時、私たちのユニットカラー「赤」のサイリウムで埋め尽くされた満員の会場は、「優勝」への道しるべでした。あの景色は2度と忘れません。私たちはこれからこの看板を背負って愛と夢を忘れずにもっと羽ばたいていこうと思います。イロモノユニットと後ろ指刺されて来ましたが、3年間やり続けてよかった。私たちを好きになってくれてありがとう、支えてくれてありがとう、幸せにしてくれてありがとうございました」とコメントを届けてくれた。愛夢GLTOKYOが、今回の優勝をきっかけに、アイドルとしてどんな未来図を描いてゆくのか楽しみだ。
愛夢GLTOKYOは、4月1日に大阪、LIVEHOUSE’Dで、9日に渋谷WWWでワンマンライブを行うことも決定している。さらに今春、待望の1stアルバムの発売も決定!。現在も、日々精力的にライブ活動を行っている愛夢GLTOKYO。ぜひ、その雄姿を観ていただけたら幸いだ。
TEXT:長澤智典
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