「歌が嫌い」だった少女がアイドルになったわけは!? フィーユエール研究生 早坂梨菜ラストライブに密着!(前編)
アットホームな定期公演
清純・正統派ライブアイドル フューユエールの定期公演「早坂梨菜ラストライブ」にリハから完全撤収まで密着取材。雨の歌舞伎町の中、撮影機材を抱えて会場入りした、ちあっぷを元気に「おはようございます!」と迎えてくれたのは、本日の主役、早坂梨菜さん。礼儀正しさが輝いていました。
リハーサルではユニット曲に引き続き、初めてのソロ……ですが、なんと歌詞を覚えきれていない! 大ピンチ。マネージャーにスマホに保存してある歌詞を見ていいかしきりに聞きます。このいきさつは後ほど「感動秘話」?で解き明かされることに。
開演前、メンバーに直前インタビューしました。
ちあっぷ: 一言でいうとフューユエールはどんなユニットですか?
酒井穂乃香:清純派アイドルなのですが、メンバー一人一人個性があります。
ちあっぷ:ライブステージの動画を拝見したのですが、とても楽しそうですね。
酒井穂乃香:ステージは楽しくすることをこころがけています。
ちあっぷ:早坂さんの衝撃のツイート。「世界一歌が嫌いなアイドル」だとか…。
早坂梨菜:今日のライブでファンの皆さんに手紙を書きました。その辺りの「わけ」をお話しします。
ちあっぷ:楽しみですね。ところでおいくつでしたっけ?
早坂梨菜:二回りしちゃったかな…。
酒井穂乃香:私はもうすぐ21歳でお姉さん組なのですが中学生のメンバーもいて、じゃれ合ったり家族、妹みたいな感じです。
ちあっぷ:定期公演はどんな頻度で行なっていますか?
マネージャー:毎週水曜日 月3回です。
ちあっぷ:酒井さんの配信を見ましたが途切れなくコメントを返していて、すごいコミュニケーション能力ですね。
酒井穂乃香:ファンの皆さんの書き込みが答えやすいので。
「コンプレックスを持っていても戦える 強い意志があれば」
ユニット曲は2人ながらまるでデュオ曲のようになじんでます。箱の規模を活かすように、ステージを縦横に使って狭さを感じさせないで楽しそうに踊り歌います。二人の位置関係に気を配った
地下応援の定番「ミックス」も揃っていて迫力がありましたが、歌を邪魔するようなことはなく…アイドルとファンが作る応援の形はこえこそ、と思えるものでした。
続いて酒井さんのソロ。リハの時もヴォーカルの返しやリヴァーブ(響き)の調整を音響さんにリクエストし、しっかり歌詞をお客様に届けたい、という一途な想いを感じました。
フィーユエールの定期公演はアットホーム! 企画コーナーはペットボトルのお茶の品名を当てる「利き茶」。酒
本日がラストライブになる早坂梨菜さん。「手紙朗読」コーナーでは「歌が嫌いな少女がアイドルになったわけ」が解き明かされます。
「音痴、やめろ、歌うな」そこまでいわれてからかわれていた少女は音楽を避けるようになり歌や音楽から距離を置いたそうです。時は経ち、女優を目指して所属している芸能事務所から配信での自己プロデュースが認められ、思いがけない「アイドル」のすすめ。そこには大きな葛藤が彼女の中にあったはずです。
手紙朗読の「行間」はシーンと静まり空調の音のみが会場に響きます。「フィーユエールに残って、新メンバーを迎え、新曲を出したかった」クライマックスは感動的でした。お友達のアイドル 澪 凛。さんから花束が贈呈され、彼女の目も潤んでいたような。。
本当は歌を歌うのが好きだった早坂梨菜さん。これからも活動が素敵に広がって行く事、応援しています。
後編は終演後のインタビューへと続きます。