「三重のご当地アイドル」として活動中の煌めき☆アンフォレント。三重県四日市市にあるCLUB CHAOSを舞台に定期公演を実施。2016年には、三重県のサッカークラブ「ヴィアティン三重」の公式応援アイドルも担ったように、三重県とも密接な関係を育んでいる。でも、メンバーの西ひよりと花乃木りおなは愛知県出身、茉井良菜と小倉あんは奈良県出身、二條満月は京都出身。運営会社であるTOY Planetは愛知県は名古屋市に拠を構えているように、じつは三重県とは無関係。むしろ、「三重県のご当地アイドルになりたい」という姿勢が、謙虚かつ斬新だ。
煌めき☆アンフォレントは、「三重県のご当地アイドルになるため」と旗を掲げ、2015年10月より活動をスタート。名古屋ダイヤモンドホールでワンマン公演を行ったように、東海地区では「今、最も輝き放つ人気アイドル」として注目を集めている。現在は、大阪でも定期公演を開催中。今年の夏には、初の全国ツアーも成功させている。
今、最も強い煌きを放つアイドルとして注目を集めている煌めき☆アンフォレントが、12月6日(水)にOTODAMA RECORDSより両A面シングル『=虹色=サンシャイン/煌々◇ナミダ』を発売し、ついにメジャーへと進出。
今回、煌めき☆アンフォレントとイラストレーター/マルチコンポーザーの岸田メルが対談を実施。「互い接点は一体、何?」と首を傾げる方も多いだろうか?。
じつは『煌々◇ナミダ』のMVへ、岸田メルが煌めき☆アンフォレントのマネージャー役として登場している。映像では、メンバー5人を前にマネージャーの面接を受け、煌めき☆アンフォレント愛を必死で語る岸田メルの姿や、ダンスレッスンしている中へ、とあるメンバー(そこはMVを観てください)の変わりに加わり一緒に踊る様。ライブを真剣な眼差しで見守る姿や、出演を終えたメンバーが会場を出たときに襲いかかった●タ●を退治したりと、熱血敏腕?マネージャーぶりを発揮している。
ドキュメンタリータッチで制作した『煌々◇ナミダ』。その撮影を終えての感想話はもちろん、彼女たちと岸田メルとの意外な接点なども対談では明かされた。そのときの模様を、ここへダイジェスト版としてお届けしたい。
OTADAMA RECORDSのHPには、今回の対談のロングバージョンを掲載。ここではカットした「煌めき☆アンフォレントには、”へなぎ顔”したメンバーがいない」「『煌々◇ナミダ』に出てくるメルさんのようなマネージャーやスタッフさんがいたら信頼も出来るし、嬉しいなと思いました」話、さらに、公開中のバージョンでは一部カットしてある会話も掲載しています。合わせて、こちらもご覧になってください。
今回初めて至近距離で接したことで、「すごいイケメンだ」と感じました。
――最新シングルへ収録した『煌々◇ナミダ』のMVを撮影。中へ、煌めき☆アンフォレントのマネージャー役として岸田メルさんが登場しています。メンバーそれぞれ、メルさんと絡んでの印象も教えてください。
二條満月:私、初期メンバーなんですけど、メルさんとは挨拶を交わしたくらいで、これまでは遠目からじっと見ていたんですけど。今回初めて至近距離で接したことで、「すごいイケメンだ」と感じました。
岸田メル:ありがとうございます。っていうか、気づくの遅っ!!!!!
二條満月:めっちゃイケメンだなと思ったように、もっと仲良くなりたいなと思いました。(今回の撮影を通し)興味を持ったんで、もっとしゃべりたい。
岸田メル:えっ?、キモいと思ったんでもっとしゃべりたい??
二條満月:興味ですっ!!
茉井良菜:私、これまでズッと「なんか変な人だなぁ」と思って見ていたんですけど。今日の撮影を通して、メルさんからすごい熱量を感じました。
岸田メル:熱量と言っても、「お前らみんなぶっ飛ばすぞ!!」「台無しにしてやる!!」など、汚い説教言葉で罵ってもいたけどね。
茉井良菜:そんなことを言いながらも、めっちゃ可愛い絵を描くじゃないですか。謎が多いから、もっと知りたくなりました。
岸田メル:そんなに俺のことに興味を持ってくれたか。
茉井良菜:はい、より相手のことを深く知って、これからも良いおつきあいが出来たらいいなと思います。
岸田メル:それ、お見合いの発言だよ(笑)。
西ひより:(メルさんは)なんか切り換えがすごいなと思いました。撮影してるときは、マネージャー役に成りきって熱血に演じるんですけど。終わったら、サーッと普通になる。
茉井良菜:煌めき☆アンフォレントのために、あそこまで汗掻いて頑張ってくれたように、それが嬉しかったです。
岸田メル:そういう二面性があるんだよ、僕の中には…。
西ひより:その変わり身の早さはすごいなと思った。
岸田メル:みんなも、人前に出るときとは違って、普段はあまりキャピキャピしてないよね。
西ひより:いつもキャピキャピはしてないです。みんな緩~く、こじんまぁ~り楽しくやってます。
花乃木りおな:撮影中は、全部素だったもんね。
西ひより:そう、全部素でアドリブしてました。
花乃木りおな:私、「演じてるときのメルさんの目力がすごい!!」とずっと思ってて。その熱血ぶりが伝わってきて、こっちも必死になれました。
岸田メル:ガンミしてたからね。
花乃木りおな:そこがマネージャーだなって感じがして、すごく良かったです。
岸田メル:ガンミするマネージャーって、どうなのよ(笑)。実際、マネージャーとして頼りがいがあった?
花乃木りおな:頼りがい??…そこまで深くはわかんなかったけど、「役に入りきってて凄いなぁ」とは思いました。
岸田メル:それでも嬉しいよ。
小倉あん:あんはね…初めてメルさんと絡んだのは何時やったっけ?。「こんにはわー」の挨拶くらいはしたのを覚えてるんですよ。でも、こうやってちゃんとしゃべったのは初めて。
岸田メル:しゃべってみてどう??
小倉あん:ちゃんとしゃべってみて、楽しい人やとわかりました。あっ、役(作り)はすごかったですぅ。
岸田メル:この子、独特なテンポ感があって面白いね。
小倉あん:えっ、面白いですかぁ?。メルさん、マネージャー面接のときに「好きな動物は?」って聴いたら「キリンさん」って言ってたじゃないですか。あんもキリンさんが好きだから、これからもキリンさんをよろしくお願いします。
岸田メル:僕もキリンさんが好きなので、よろしくお願いしまぁーす(笑)。
あそこはレンジャー(戦隊ヒーロー)みたいな感じがして本当に格好良かった。プリキュアだと思いました。
――『煌々◇ナミダ』のMVの見どころも、ぜひ教えてください。
二條満月:とにかくシーンが多いのが見どころです。私服も変われば、ダンスシーンや面接シーンもあるように、煌めき☆アンフォレントのいろんな面が見れるんじゃないと思います。個人的には、ダンスシーンが(撮影した感じでは)お気に入りです。
岸田メル:ダンスシーンは、ちゃんと気合い入れてやれた?
二條満月:やれました。
花乃木りおな:メルさんがメンバーの変わりとして入って踊ってくれた場面があったじゃないですか。あのときに面白いダンスをしてくださって、撮ってる最中はすごく楽しかったです。
岸田メル:面接のときのダンスは、まだギャグとして許せる範疇だけど。あのダンスの場面もネタとはいえ、精神的に恥ずかしくって死にたくなるよ(笑)。
茉井良菜:アイドルのMVって、歌って踊ってが中心じゃないですか。でも『煌々◇ナミダ』のMVは、歌って踊って以外のところが中心だから、これまでの煌めき☆アンフォレントのMVにはなかった感じになったと思います。個人的には、マネージャーさんを面接するシーン。あそこは、ファンの方にも見せてない5人の素が見えてくるから見どころになりそうです。
西ひより:王道な可愛いMVではなく、面白さもあるから、ユーチューバーの映像を観る感覚で楽しんで欲しいなぁと思います。
岸田メル:みんな、意外に真面目なことを言うなぁ。
西ひより:みんな真面目なんで。
岸田メル:あっ、なんかイラッとした(笑)。
小倉あん:あのー、ホンマにどの場面でもみんなが素やったから、きっと煌めき☆アンフォレントの素をみんなも見てる感じになって楽しめるし。みんなもマネージャーさんの目線でも楽しめると思うから、いろんな目線で楽しんでください。個人的に印象に残っているのが、メルさんが危ないファンの人からメンバーを守るために戦うシーン。あそこはレンジャー(戦隊ヒーロー)みたいな感じがして本当に格好良かった。プリキュアだと思いました。
二條満月:性別変わっちゃったよ(笑)。
花乃木りおな:『煌々◇ナミダ』は切ない曲のように、ソロカットではメンバーの切ない表情も多いように、そこの一人一人の表情にも注目して欲しいなと思います。
上から目線だなぁ(笑)。みんなも頑張ってください。
――改めて、収録した曲たちの魅力や聞きどころも教えてください。
西ひより:『=虹色-サンシャイン』は、すごく前向きで明るい曲調だから、聞いててめちゃくちゃ元気になれる前向きソングです。
茉井良菜:『煌々◇ナミダ』は、煌めき☆アンフォレントの中でも一番エモーショナルな曲になりました。振り付けは、ファンのみなさんも真似しやすいと思います。
西ひより:『煌々◇ナミダ』は、過去の自分から…暗い自分から卒業して立ち向かおうという歌です。
茉井良菜:どちらも、歌詞がいいんです。『=虹色-サンシャイン』はとても前向きで、『煌々◇ナミダ』は切なさや葛藤しているけど、でも前を向いた歌になりました。
――今回、岸田メルさんと共演しましたが、今後もご一緒出来たら…。
茉井良菜:嬉しいです。
西ひより:煌めき☆アンフォレントのライブへ同じような衣装を着て、ぜひ一緒に出て欲しい。
岸田メル:僕の体型じゃ入らないでしょうが。
茉井良菜:特注すればいいよ!!
岸田メル:じゃあ、機会があったら一緒にステージで共演し、MVのような感じで踊りましょうか。
花乃木りおな:私、メルさんのプロデュースしたゲームがしたい。
岸田メル:今年3月にPS4として出した『ブルー リフレクション 幻に舞う少女の剣』のこと?
花乃木りおな:そう!!
岸田メル:このゲーム、僕がキャラクターデザインとゲーム全体の監修を行っているから、ぜひ楽しんで欲しい。あと、NHK Eテレで放送してる社会科の番組「コノマチ☆リサーチ」でも、僕が演じる漫画家ハジメが、宇宙人と一緒に町を探索しているから、『煌々◇ナミダ』の中に出てくる僕とは違う岸田メルも見て欲しいな。
茉井良菜:メルさん、これからもお仕事頑張ってね。
岸田メル:上から目線だなぁ(笑)。みんなも頑張ってください。
全員:ありがとうございます!!
PHOTO: 本間祐介
TEXT:長澤智典