「今のCUBΣLICは、何時チャンスが来ても自信を持って自分たちを出せる状態で日々レッスンをしています。あとは、そのチャンスさえつかめれば…。」

3人組フューチャーベース異次元アイドルユニットとして活動しているCUBΣLIC 黒川音にインタビュー。彼女の活動の源流はどこにあるのか、そして何を見据えているのか。本人に直撃してみた。

CUBΣLICが4thワンマン公演ライブレポート
https://chiap.info/picture/live/cublic_live

黒川音にとって、アイドルとは…。

――まずは、みなさんの”アイドル愛!について聞かせてください。音さんは、アイドルとして活動を始めてもうどれくらい経ちました?

黒川音 気付いたら、アイドル活動も4年目に入りました。

――アイドル活動を始めて、いろんな面で変わりました?

黒川音 変わりました。もともと舞台方面で活動をしていたんですけど。アイドル黒川音という名前をいただき、そこからアイドルとしての自分の存在をゼロから作りあげました。「プロとしての自覚を持って活動をしなさい」と、アイドル活動を始めた頃からずっと言われてきました。それもあって、アイドル活動を通して学んだ考え方が自分の私生活に反映するようにもなりました。

たとえば舞台公演だったら、稽古や公演期間中だけ集中しますけど。アイドル活動は、ライブがない日でも365日つねにいろいろなことを意識して生活をしています。おかげで、生活は一変。振り返ると、「あのときはあーだったな」と反省する黒歴史もいろいろありますけど(笑)。

以前も,今も、そのときを全力で過ごしたいと思っているから、その気持ちでこれからも頑張りたいです。

――たまに、精神的に疲れません?

黒川音 もちろん、大変なこともたくさんありますけど。そうしている日々が当たり前だし、好きでアイドル活動をやっているから、やめたい気持ちはまったくないどころか、もっともっと支持を上げていけたらなという気持ちです。

――音さんはなぜ、役者ではなくアイドルになろうと?

黒川音 小さい頃にダンスや歌を始めて以降、お母さんに舞台活動を進められることが多くて。そこから、ジュニアミュージカルに参加し始めました。当時の稽古は、お芝居の日、ダンスの日、歌の日と分かれていました。わたしは全部のお稽古が好きでしたけど。その中でも、ダンスの日を楽しみにしている自分がいました。それに気付いてからは、「ダンスに特化したことをやりたいなぁ」と思うようになりました。

そこから、「ダンスをいっぱい表現できることって何だろう」と考え出し、もともとアイドルも好きだったから、「自分もアイドルに挑戦してみたい」と思ったのがきっかけでした。

舞台活動をしているときは、一つの舞台を終えたら、次の舞台のオーディションを探すことを繰り返していました。よく見ていたオーディションサイトの中、俳優の欄ではなく、アイドルの欄も見たときに発見したのが今の事務所。そこへ応募したところ合格したことから、今に至ります。

――アイドル活動は充実しています?

黒川音 しています。いつかまた役者活動もやりたいと思っているように、今はアイドル活動に全力を傾け、ここで得た経験を将来に繋げていきたい気持ちでいます。

――好きなアイドルは誰でした?

黒川音 小学6年生のときに、「都内巡り」という学校行事がありました。わたしは班長だったのに、行事の日にインフルエンザに罹ってしまい行けなくなったんですね。そのときに寝ながらYouTubeを漁っていたときに強く惹かれたのが「Hello! Project」さんの影像でした。

それまでわたしが持っていたアイドルイメージは、よくテレビで見かける、可愛くて、大人数で、ちょっと踊ったり歌ったりというイメージでした。でも「Hello! Project」さんたちの、がっつりダンスを揃えて、歌も生歌で見せる姿を観たときに、自分の中でのアイドルの概念が変わりました。しかもその頃は、ダンススクールに本気で通っている時期だったから、そのときの気持ちと重なって、一気に「Hello! Project」好きになりました。

3人が語るCUBΣLICの魅力とは…。

――CUBΣLICが活動を始めてから…。

黒川音 2022年11月3日で3周年を迎えます。

――今のCUBΣLICの魅力も教えてください。まずは、音さんからお願いします。

黒川音 CUBΣLICはそれぞれの時代ごとに、それぞれの良さがあります。そのうえで今のCUBΣLICは、グルーブとしてまとまりがあるなと思っています。もちろん、意見が合わずにぶつかりあったりもします。

だけど、今のメンバーになってミーティングの回数がもう尋常ではなく増えれば、思っていることを全部言い合って気持ちをすり合わせているぶん、今まで以上に同じ方向を向けているし、そこが一番の良さ。ライブを観てもらえれば、そこはみなさんにも感じてもらえるところだと思います。

――お互いに遠慮なく気持ちをさらけ出しあえている関係だ。

黒川音 一度転機となることがあって。「お互いのためにも言い合おうね」となって。そこで一皮剥けた感じがします。上辺だけの付き合いじゃない関係になれたのは、本当に大きかったです。

今の自分のモチベーションの元とは…。

黒川音 グループとしての方向性やパフォーマンス面でまだまだ伸びしろがあるなと思えるのが、本当に希望だなと思っていて。「ここまでだろう」と思ったら、その先はないと思うんですけど。今のCUBΣLICは、何時チャンスが来ても自信を持って自分たちを出せる状態で日々レッスンをしています。あとは、そのチャンスさえつかめれば…。

――むしろ、「なんで気づかないんだ」状態だ。「早く見つけろよ」だよね。

黒川音 そうです。今、応援してくれている人たちはセンスがいいぞと伝えておきます。

「CUBΣLIC FΣST」を11月に開催!!!

――最後に、近況をお願いします。

黒川音 CUBΣLICは、結成3周年日に当たる11月3日にSHIBUYA DESEO/DESEO mini with VVを舞台に「CUBΣLIC FΣST TOKYO」を。11月20日に大阪は味園ユニバースで「CUBΣLIC FΣST OSAKA」を主催します。まずはそこに向けて走り続けます。

PHOTO:やまなかゆーすけ(Chiap!)
TEXT:長澤智典

★インフォメーション★

【日時】2022年11月3日(木祝)
【タイトル】CUBΣLIC FΣST 2022『ROOM 237』TOKYO
【会場】SHIBUYA DESEO/ DESEO mini with VV
【時間】OPEN 11:30 START 12:00 (予定)
【料金】前売¥3,500 当日¥4,000(1D代別¥600)
【出演】CUBΣLIC/andmore
【入場順】整理番号順
【チケット】Coming Soon

【日時】2022年11月20日(日)
【タイトル】CUBΣLIC FΣST 2022『ROOM 237』OSAKA
【会場】味園ユニバース
【時間】OPEN 11:30 START 12:00 (予定)
【料金】前売¥3,500 当日¥4,000(1D代別¥600)
【出演】CUBΣLIC/andmore
【入場順】整理番号順
【チケット】Coming Soon

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