記憶をなくした9人のドールたちと、東京に潜む異形との戦い『舞台プロジェクト東京ドールズ』

スクウェア・エニックスから好評配信中のスマホアプリゲーム『プロジェクト東京ドールズ』を原作とした『舞台プロジェクト東京ドールズ』。その舞台の幕が降ろされた。

主人公である”マスター”とアイドルグループ”DOLLS(ドールズ)”に所属する9人のアイドルたちが、未知の脅威”ピグマリオン”から東京を守るため戦いを繰り広げる。

『舞台プロジェクト東京ドールズ』の見どころとは

今作の見どころは何といっても、出演する9人のDOLLS役。そして、演じるキャストの彼女たちだろう。

普段はアイドルとして活動し、裏では東京を守るため活躍するという”DOLLS”は歌あり戦闘ありで舞台を盛り上げる。歌唱パートでは、ゲームの主題歌でもある”Doll’s Destiny”を披露し、それに合わせてダンスパフォーマンスも行われる。

歌に合わせ踊る姿は、まるで本当のDOLLSのコンサートに来ているような気持ちを体感できる。戦闘パートでは、キャラクターそれぞれの武器を手に取り9人が舞台を駆け回る。ピグマリオンの操演やアプリ本編の映像を掛け合わせたDOLLSたちの戦いは必見の内容だ。

さらに今回はスペシャルインタビューとして、DOLLSのナナミ役であり自身もアイドルグループ『きゅい～ん’ズ』として活動している西葉瑞希さんにお話を聞くことができた。

（Chiap）今回の『舞台プロジェクト東京ドールズ』に出演してみていかがでしょうか？

「もともと原作のアプリがすごく好きなので、ゲーム内に使われている映像が舞台で映されることがすごいと思いました！普段のキャストのみんなも、役に入ると一気に役柄のキャラに変わるので、楽しんでやってるんだなというのが伝わってきます。みんなで雑談している時も、それぞれのキャラの話ばかりしていてDOLLSが本当に好きなんだなって思います。自分が演じるナナミという役もどんどん愛おしくなります。」

（Chiap）ナナミ役を演じてみて、いかがでしょうか？

「ナナミは天邪鬼な子なんですよね。それとDOLLSの中で最年少ということもあるので、愛されるような可愛いなぁと思ってもらえるように頑張ってます！原作があるキャラを演じるのは初めてなので役についても研究してます。あと、眼鏡つけるが初めてで…眼鏡をクイってできるのが嬉しいです(笑)」

（Chiap）舞台中の演技の面で大変だったことはありますか？

「難しかったのは、キャラクターの特徴を表現する動きですね。原作ではキャラクターが常に動いている訳じゃないので、ナナミだったらどんな動きをするか考えてます。他の方が話しているシーンでは同じポーズで立ちっぱなしだといれないので(ナナミらしいポーズをとりながら)。キャラクターらしい動きは他のキャストみんなと話してたりしてます！」

（Chiap）では、演技・歌唱・殺陣と盛りだくさんな舞台ですが、一番大変だった事はなんでしょうか。

「一番大変なのは歌のシーンなんです。普段からアイドルとして歌うことがあるので歌自体は大丈夫なんですけどダンス中の動きが大変で。主題歌の”Doll’s Destiny”は公演中に3回出てきて、実は毎回ダンスの立ち位置が微妙に違うんです！踊るメンバーは一緒なので観てる方は気付かないと思うんですけど、3回とも立ち位置が違うので移動するときはめっちゃ確認しちゃいます(笑)」